見たいみたいと探し求めていたムアラン。9月24日(月)中秋月当日、ついに見ることができました!
週末にハノイ市街で祭りを見に行き、日曜日は、それぞれの家庭でのパーティーが催されしていましたが、獅子舞は見れなかったとあきらめていました。
私がお世話になっているところでも、日曜日の夜、おじさんたちが宴会を始めました。家の前にゴザを敷いて。
最近暑くて、夜でも結構暑い。外で大きな扇風機の前での宴会は、なかなか気持ちいいものでした。
おじさんたちの宴会の定番は、犬肉です。そして、ベトナムのお酒。ハノイでの犬肉販売禁止の影響は、これからどう表れていくのでしょうか。
近所では、勝手に道路をふさいでパーティーが催されていました。結構本格的です。ガンガン音楽をかけて、子どもたちが踊っています。やはり、子どもたちのための祭りなんですね。
獅子舞は見れなかったけど、こんな楽しみ方もいいなあと思っていました。
そして、月曜日。とてもきれいな満月でした。ウサギの餅つきも見えそうです。最近、晴れが続いて、本当にきれいに見れました。早い時間には、上がりかけの大きな月で感動!
十分中秋節を満喫したと、部屋でのんびりしていました。
すると、夜9時過ぎ。突然外からけたたましい騒音が。ドンドン太鼓の音が聞こえ、ガンガン金属を叩く音がして、いやあ、うるさい!何事!と外を見ると、何と近所のうちの前で太鼓を叩いている子どもたちが。
そして、赤い衣装を着た少年たちの姿が。これはもしかして!見ていると、いましたいました、ムアラン。龍でもライオンでもない、中国から来たものだと聞きました。家から子どもたちの団体が通りへ出ていきます。
彼らがどこへ行くのかもわからないし、と迷いましたが、私も外へ。
いましたいました!家具屋さんの前で、何やらやっています。
若い男の子二人がムアランに入っています。頭と尻尾と。
太鼓を叩く子、シンバルの様な鍋の蓋の様な金属の楽器を持つ子、お面をかぶっている子、そして、それについていく子供たち。保護者も。そのどさくさに紛れてカメラを構える私。
しかし、暗い田舎道。全然うまく撮れませんでした。でも、見られたから一人興奮していました。
店に入って、そこでひと踊り。入口の上の飾りにお金が付いています。それを二人組が肩車などして取っていました。
ムアランをすると、お金をもらえたりするそうです。それで、何軒も家を回るんですって。