ハノイ郊外には、シルクの町ヴァンフックがあります。ハノイ市街地から、それほど遠くありません。西に十キロちょいです。
私は、市バスで行きました。バスもいくつかあります。Phạm Văn Đồngという通りで57番のバスに乗り換えていきましたが、1時間かかりました。細いのに交通量もある田舎道でしたので結構かかりました。
Tìm Buýtというハノイバスのアプリが便利で、いつもこれを使ってあちこち行きます。
でも、アプリの動きが悪く、なかなか降り場に近づかないなあと思っていたら、「ここだよ。と運転手さんが教えてくれました。助かりました。
ありました。道路沿いにゲートがありますのですぐわかります。
ガイドブックには、小さな村だと書いていましたが、十分街中です。ハノイから10キロぐらいですから、人もどんどん流れてきたのでしょう。静けさを求めてはいけません。
入ってすぐ左にヴァンフック寺。ちょっと、庭園風で素敵でした。寺の名前は、萬福寺。いい名前ですね。
池に鯉もいます。橋って、どうしていつも素敵に思えるのでしょう。ここの橋も木製で、素敵です。
どんなところでも、必ずお寺がありますね。
せっかくですから、お参りします。
たくさん手のある観音様もいました。結構きらびやかです。
その寺のすぐ横にシルクやさんの店が並んでいました。
こちらのシルクやさんの辺りに来ると、ガタンゴトンとかなり大きな音が。店の横から奥へ入ってみました。何と、シルク織工場です。
それも、機械です。たくさんの機織り機が自動でシルクを織っています。すごい!一人で興奮していました。入口から見ていましたが、入ってもいいよ、という感じだったので中まで入りました。
形は、昔ながらの機織り機ですが、金属でできた機械です。すごいすごい!工場見学好きの私にはたまりません。当然のことながら、人がやるよりものすごく速い。横糸の車が、ものすごい速さで右へ左へと動いています。こんなに速くてもちゃんと織れるんですね。
白くてきれいな布が織りあがっていきます。
女性が時々機械をチェックして回っています。何台もの機械が同時に稼働しています。
無地のもの、模様の入ったものがあります。
模様は、この穴の開いた型を使って作っています。伝統の模様なのでしょう。
ここの工場見学を終えて、もっと奥に行くとまた音が。シルクショップを通り過ぎ、左の奥です。
こちらには、大きな糸巻きの機械がありました。シルクの糸って本当にきれいです。
こちらの機械も機織りをしています。やっぱり工場見学は、楽しい。伝統的な機織りを見られるのかと思っていましたが、これはこれで面白かった。
工場好きの方には、見る価値ありです。