おお！これこれ！シルク村の祭り。私が思い描いていたものです。
以前来た時より、明らかに賑わっています。飾りも人々も。
人々は、アオザイを着ておしゃれしてきています。地元のお祭りで、着物を着ていく感じだね。だから一層華やかなんですねえ。あちこちで、写真撮影が行われていますから、ちょっと失礼して。
小さな子供がおしゃれすると、本当にかわいい。
隠し撮りですね。ごめんなさい。
せっかく来たから、工場見学へ。祭りだから休みかなあと思ったけれど、前回よりも機械はフル稼働でした。
三つの工場どれも動いています。メイン通りにある観光客向け工場は、見学者で一杯でしたが、奥にある二軒は、見学者がいません。こっちの方が、台数も多くて断然迫力があるんですよ。
何度見ても、楽しいなあ。工場の中はすさまじい騒音ですが、織りあがっていくシルクをじっと見ずにはいられません。特に、模様入りものを見ていると、模様が出来上がっていくのがわかります。
ピンクの布！素敵！ああ。祭りの本編としながらも、またしても脱線。私の工場愛がそうさせてしまいます。
前回、埃がかぶっていた繭の展示も新しいものになっていました。
さて、お祭りお祭り。
メインストリートの上に色とりどりの傘が。これがきれいなんですよ。ベトナム人じゃなくたって、写真を撮りたくなりますよ。
よく見ると、子供用の小さな傘。顔が描いてあるのがかわいらしい。
頭上にあるおかげで、人の陰にならず、どこからでも撮れるところがいい。
メインストリートの一番奥の広場では、様々なイベントが。
蚕からの糸巻き実演をしています。茹でた蚕から糸を引いて右の車に巻き取っていきます。子どもたちが楽しそうに回していました。シルクってすごいですね。子どもたちの不規則な回し方でも切れないんですよ。
大きな鍋のお湯の中に繭。箸で、つつきながら、糸を調整しています。ただ突っついているだけの様なのに、糸がちゃんと続いているのが不思議です。
時々、鍋からゆであがった蚕さんを箸ですくっています。見えますかね。お勤めご苦労さまでした。
これは、色を付けた繭でしょうね。こんな小さなものから糸を取ろうなんて、昔の人は良く思いついたものです。
染物のワークショップもしています。一かい100,000ドン（500円位）。やってみたい気もしましたが、子供向けっぽ感じだったし、辞めました。本気のものを体験したいもので。まあ、祭りですからね。
小さいステージがあって、イベントが行われていました。歌や舞踊など。子どもからお年寄りまで参加していて、地域の演芸会みたいでほのぼのとしています。
そして、めっちゃ盛り上がっていたイベント。皆池の周りで、池の方を見ている。何が行われているのか、すき間からのぞいてみたら、丁度そのイベントが始まったところだった。
若い男の子が、池に入って泳ぎだした。別の方の縁には、おじさんも裸で座っている。池の中を見ても、特に変わったものは無いよう。いるのは、鳥ぐらい？
そうです。鳥を捕まえるイベントでした。鴨みたいな鳥です。ファーストアタック。残念、鳥を取り逃がしました(;^ω^)。でも、観客は、盛り上がっています。どうやらその鳥は、羽ばたいて逃げはするものの飛ぶことはできないようです。アタックするたびに盛り上がり、捕まえた時には大歓声でした。
ああ、ワクワクしすぎて、その２でも納まりませんでした。
次回は、出店編。続く。
