初めてベトナムの旧正月を体験しました。
旧暦1月6日。正月最終日までに気づいたことを書き留めようと思います。人の正月の過ごし方なんてどうでもいい?その通りです。ただの備忘録。
元旦。こちらはすでに書きましたので割愛。
2日目。親戚の家を訪問する日。
おなじみ、茣蓙の上で宴会です。春雨スープ、ハム、茹で野菜、茹で鶏、揚げ春巻き、バインチュン(もち米の料理)、らっきょのような漬物、茹でモツ、筍を煮たもの。
らっきょの漬物は正月の定番なんだって。正月は、たくさん肉など食べるので、その浄化?のためらしい。
ワインで乾杯しています。ベトナムに来て、宴会でワインを見るのは初めてです。そういえば、贈り物セットの中にワインがありましたねえ。
バインフーテー。黄色の餅の中に豆の餡が入ったような食べ物。甘くて重いです。いつもはお酒なのですが、ウイスキーを飲んでいました。ウイスキーは、ちょっと特別な飲みものなんですよ。しかし、ここはベトナム。ウイスキーさえも一気です。
親戚の家族が入れかわりでやってきます。すると、正月行事、お年玉。
たくさんお年玉袋を売っていましたが、ここでは、裸でお金を配っていましたよ。しかも、ピン札です。あげるばあちゃんやおばさんは、束でお金をもって配っていました。そういえば、配るのは女性でした。
昼間っから飲むと後は部屋でごろごろするだけです。外も静かだし、気候もいいし、いい気分。寝正月です。
正月3日目。お世話になっている家にあいさつに行く日。
お客さんが来たので、一緒におやつを食べたりしましたが、そこでもお酒の一気。空腹に立て続けの一気にやられ、その日はもうそれで終わりでした。
正月4日目。コーロアの祭りが始まる日。行ってきました。まだまだ、祭りは始まったばかり。
町もまだ静かです。
正月5日目。ドンダ―祭り。
町は、少し活気が戻りました。開いている店もあって。でも、まだまだ正月。静かです。
正月6日目。コーロア祭り。
町に活気が戻っていました。交通量も増えています。店がかなり開いています。レストラン(路上店)が開いているので、外食している人が多い。市場も大賑わい。日本と同じで、正月料理に飽き飽きしているのでしょう。新鮮な野菜が大量に売り買いされていました。
お世話になっている家では、何とスターフルーツ鍋!パイナップルも入っています。なんだか、かわいい鍋になりますね。久々に大量の野菜を食べました。スープが美味しい!鍋っていい!
よもぎですよ。暴飲暴食の疲れをとるためかなあ。七草がゆみたいだ。
1月7日(旧暦)生活が普通に戻りました。学校も仕事も始まります。
日本よりも正月はしっかり休んでいるようです。
こんなふうに、一般的なベトナム人の生活の中の正月を体験できたことに感謝しています。
この時期に旅行に来る良さは、静かだということ。でも、開いてない、高い、交通が混んでいるなどの不便はあるでしょうね。ただ、運が良ければ祭りに出会えますよ。その情報は、得るのが難しいですが。