ホイアンをうろうろ歩いていたら、劇場の看板があちこちに。ちょっと気になりました。
どこでチケットを売っているのかなあ、当日券あるのかなあ。などと、かんがえましたが、本気で行こうと思ってたわけではありません。
ですが、アンホイ島を散策していたら、たまたま見つけてしまいました。
チャム族を題材にしたものらしく、テレビでその一部を流していて、立ち止まってしまいました。
結構なお値段だからなあ、と思いつつ、これも何かの縁、とチケットを買ってしまいました。A席700,000ドン。そう、旅は思い付きと縁です。
バックグラウンドを事前に知っておいて、と説明のかみもくれました。チャム族のことについてかかれています。
上演中は、撮影禁止ですから、その前に1枚。こんな、会場。それほど大きくない。客席もがらがらでした。
ミュージカルみたいなのをイメージしていましたが、そうではありませんでした。
チャム族の文化やストーリーを象徴的に躍りや動き、道具で表現したものでした。
この、壺を使って表現していました。大きいものもあって、なかに入ったり、転がしたり。
不思議な世界でした。何を表しているんだろうと考えながら。
静かな中で、激しく踊ったりしていました。叫び声とか歌声だけで、あまり台詞のないものなので、言葉は関係ありません。
舞台の左右に楽器があって、それらの楽器と声や歌声で、雰囲気をつくっています。
この壺も楽器です。叩いたり、なでたりして音を出していました。
最後に、チャムの言葉が写し出されました。かわいらしいですね。
最後に、出演者が客の質問に答える時間もありました。英語でもやりとりで、ちょっと私にはあまりわかりませんでしたが。
全く予想していなかった、芸術鑑賞。見たことのない文化に触れることができ、面白い体験でした。