ランソンの観光名所である二つの洞窟のうち、一つ目、ニタイン洞窟へ向かいました。
グーグールマップによると歩いて15分くらいなので歩いてみました。ただし、その前にフラッグタワー探しのため、すでに40分ほど歩いておりましたが。
ホテルの前の道をひたすら西へ向かって歩きます。すると、看板がありました。分かれ道で、こっちがニタインだと。
気温35度。あつい!しかし、タクシーに乗りたくても今は昼時、タクシー?と聞いてくれるバイクのおじさんもいない。失敗した~。もう歩くしかありません。
人々は、家族で昼食をとったり昼寝したり、のんびりしているころ、暑い中ひたすら歩く日本人観光客。乗りたいときに、タクシーは捕まらないのです。
でも、大体15分で到着。ありましたありあした。
入り口で入場料をは払います。20,000ドン(100円くらい)安い!
洞窟の入り口が左右に二つあります。右手上方には祭壇が。そちらから入ってみます。
洞窟です。祭壇で訪問に対する感謝の言葉を述べ、祭壇横に階段があったのでのぼってみました。
ここにも祭壇が。洞窟は神聖な場所なんですね。
上から見下ろすとこんな感じ。
続いて、左下手の洞窟へ。こちらにも祭壇がありました。こちらは、奥行きがありそうです。川もあります。
ただね、こちらの天井にこうもりさんたちがいて飛び交っているんですよね。結構びびりました。恐る恐る橋を渡り進みます。
どうやら、この入り口付近に多くいるようで、中のほうはあまりいませんでした。
特に攻撃もされないので、驚かせないようにそうっとはいれば大丈夫でした。
鍾乳洞なんですね。ライトアップされ、きれいです。35度の外に対して中は29度と涼しい。
鍾乳石が幻想的な模様を作っています。
これも面白いですね。桶のようです。海岸でこんなの作りましたねえ。
私の写真技術では伝わりませんが、きらきらしています。銀の山です。長い年月かけて作られたものでしょう。きれいです。
時々、外の光が入っているところもあります。洞窟で見る、自然の光ってのもいいです。
客は、私のみ。私の前に来ていた親子も帰ったし。水がぽたぽたと落ちる音と私の足音だけが響きます。時々足を止め、その静かなときを感じました。バイクの音もしません。いい雰囲気です。まさに神秘的。
この道をず~っと歩いて行ったら、扉がありました。ゴールですね。と思いきや、鍵がかかっていました。なんと!結局入り口まで戻ることになりました。この出口は、大量の観光客が来たときにのみ開くのでしょうかね。
ゴールが近づいて、この静けさを名残惜しみながら歩いたのに…。
しかし、これだけ楽しめて20,000ドンって安すぎない?と思ったのでした。