ランソンのナイトマーケットを目指している途中で、気になる店を発見。なかなか繁盛しているようで、客がひっきりなしに来るんです。
市場で食べられるものが見つからなかったので、その帰りに覗いて見ました。
とっても急がしそうで、声をかけていただけないので、これ幸いと、お姉さんの働く様子をしばらくながめていました。怪しい観光客です。まあ、いつものことですが。
鍋の中に、ビールの缶が並んでいて、その中に1人前分の鶏煮込み料理が入っています。場所が選べるようで、足部分、頭部分、手羽部分など。
こんな風に、使い終わった空き缶がたくさん。
やっと席をゲットしました。もちろん相席です。ここは、意外とお一人様がいます。
ベトナムの人は、あまりお一人様をしないと思っていたのに。
店で食べている人だけではなく、バイクでドライブスルーしていく人も絶えないので、なかなか注文を聞いてくれません。そんな時には、いらいらしたり、不安になったりせず、じっと人々の様子を観察しつつのんびり待つことです。
一応メニューがあるのですが、部位の名前はよく分からないので、鍋のほうへ行って、指差しで注文できました。
来たのがこちら。黄色いスープの中にじっくり煮込まれた鶏肉がはいっています。薄いおかゆのように米も入っています。
何の味だか、分かりませんがやさしい味です。香菜もはいってると思いますが、それほど強い味もしない。鶏の出しは出ています。鶏は、柔らかく骨からもすぐ取れます。
ちょっと、ぼやけた味なので、竹の子漬けと思われるからそうなものを、向かいのおじさんに倣って入れてみました。すると、おいしい!これ、ものすごく辛くて、ちょっとスープに入れただけなのに、全体が辛くなりました。そして、味がしまりました。これはいい!辛い物好きの私には、最高です。
ガータンという料理の名前は、ハノイでも見たことがありますが、こんな料理ではなかった。
見たことの無い料理に出会って、大満足です。