ランソンの町から北へいくと交通の拠点フィアバックバスターミナルがあります。結構離れているので、歩くには遠い。タクシーで30,000ドン(150円くらい)でした。
がらんとしています。きれいなターミナルですよ。ただ時間が無くて、探索できませんでした。
というのも、ここのチケットカウンターで、ハノイまでというとハノイ行きは今は無い。次は1時間くらい後だと言われ(一生懸命英語で話してくれました)、まあ、待つかと思っていました。
ところが、お姉さんに呼び止められ、でも、説明できず、とにかく誰か来るらしいことを伝えてくれました。
すると、お兄さんが迎えに来てくれ、バスのほうへ。あれ?1時間後じゃないのか、ラッキー!
ハノイ行きとか書いてありますよ。そして、誰も乗っていないミニバスに乗せてくれました。何人かも乗ってきて、そしてすぐさま出発。バスの前には、ミーディンとザップバットの文字。さてどちらへ向かうのでしょうか。まあ、ハノイへ行けばいいさ。
ラッキーだなあ!と思いきやターミナルの外のレストランの前で止まったっきり動きません。まあ、バスの中は涼しいし、のんびり待ちました。結局、出発したのは1時間後でした。予定通りですね。
来るときは100,000ドンでしたが、帰りは150,000ドン(750円くらい)でした。なぜかは分かりません。
途中、トイレ休憩あり。
ここのドライブイン、かなり楽しかった。
まあ、トイレは、またしてもオープントイレ。足置きだけが並んでいるトイレでしたが。一つだけ個室があり助かりました。でなければ、皆さんと並んでお尻を出すことに…。
お土産が充実しています。これ、前の晩、鶏料理に入れて、劇的においしくなったからい竹の子らしきもの。よっぽど買おうかと結構本気でまよいましたが、量の多さがネックで。後ろ髪惹かれる思い出やめました。ここの特産のようなんですよ。
バインダー(巨大な米のせんべい)もあります。一緒のバスのおばちゃんが、これおいしいよって、すこしくれました。
バスの中で、ベトナム語で話しかけられ、完全にベトナム語オンリーな中、ささやかにコミュニケーションを図ったら、みんな妙に親しげになりまして、楽しい気分にさせてくれました。
そこで、私のベトナム語能力で、「何歳?」だけは完全に聞き取れるという自信を持つことができました。それ以外は、さっぱりですが。でも、多少でもコミュニケーションが取れると、旅の楽しい気分は一気に上がりますね。ありがとうベトナムの皆さん。
売っているもので気になったのは、ライチの乾燥したもの。たぶん。皮ごと乾燥ってできるんですね。でも、やはり量が。
ネムチュアが売っている。発酵豚肉なんですが、普通に炎天下のもと。いろいろ売ってて楽しい。
買っちゃいました。ヨモギもちも。中にゴマだれが入っていて、おいしかった。ただ、次の日になると餅が固くなり始めましたので、その日のうちに消費することをお薦めします。
皮を開いて、びっくり。小さい餅が並んでいるんです。食べやすい大きさで。想像していなかった詰められ方でしたよ。
こちら、ネムチュアの中身。俵型で、色がピンクできれい。ビールの友に最高です。
さて、バスですが、どちらのターミナルに行くのか不明のまま、高速道路のハノイ近くのパーキングに止まりました。そして、あんたこっち、あんたこっちとみんなを下ろし、別のバスに乗せています。
私だけ残りました。どういうこと。でも、心配しないで。何とかしてくれるんですよ。最後に、私も別のバスに乗せられました。かばんも持ってくれて、バスまで連れて行ってくれます。どうやら、ここでミーディンかザップバットか分けているんだと思います。ちょっと前で、英語が話せるベトナムの子に家はどこか聞かれたのは、そのためだったのでしょう。私は、どちらでも良かったのですが、ザップバットに運ばれました。
どちらか決まっている場合は、ミーディンとかザップバットとか訴えたらいいですよ。
これにて、ランソン編終了です。