地元の人が美味しいというバインクオンの店に連れて行ってもらいました。
バインクオンは、蒸して作った米クレープに肉やきくらげなどを包む料理です。
今まで食べたことがあるバインクオンは、ヌックマムのたれに付けて食べるのが普通でした。今回は、ちょっと違ったタイプです。
入口に「バインクオン cao bằng」と書いてあります。カオバンって何?って調べたらハノイの北、中国との国境のまちでした。だから、このバインクオンは、カオバンのものかなあ。
ローカル感満点の店です。何の店かわからずについてきましたが、入口の調理器具で、バインクオンであろうとわかりました。ベトナムについてわかって来て、うれしいですねえ。
傍で作っているので、夢中で撮影。
鍋のお湯を沸騰させます。
そして、水溶き米粉をお湯の上にはった布に丸く伸ばします。
1枚の皮を半分にして、細長い竹の棒で上手にすくい取ります。そして、まな板の上へ。
そこに調理済みのひき肉やクラゲを乗せて、箸で上手にくるみます。
完成!皿に入れます。
二種類のバインクオンです。これは、いつも食べていたバインクオン。いつもなら、これをヌックマムのたれにつけて食べます。
そして、こちら、皮に卵のみを入れて作ったバインクオン。
これを何と、スープに入れました!
おお!スープタイプの卵バインクオンだ!
中にハムのようなものが入っています。これ、あらびきの肉で作った感じで美味しいんですよ。具はこれだけ。スープもおいしい。ダシが出ていてシンプルですがおいしいです。麺と違って、少々食べにくくはありますが、これもいいですね。
葉っぱも入れて、いただきます。
そして、皿のバインクオンもこのスープに入れて食べるのです。これは、違った食べ方ですが、こっちのほうが好きです。
同じ名前の料理なのにいろいろな食べ方があるんだなあ。
このあたりです。まあ、こんなとこだれも行かないと思いますが、一応地図を載せておきます。