ベトナム人にとって旧暦のカレンダーはとても大切です。何かの行事は、旧暦のカレンダーで決められています。
それで、1日や15日は、お寺におまいりする日なので、そんな日には仏壇用のものが良く売られています。なぞの植物をその時期よく見かけます。
花もお供えするので、いつもより花の量も多くなります。ああ、今日は新月か満月だなあとそこで知ることが出来ます。
知ったからって、お寺へ行くわけではありませんが…。ベトナムの人に聞いても、もちろんお寺へ行くのは、おばあさんとかだって言っています。
そして、昨日は旧暦の7月15日。ちょうど西暦と旧暦の15日が重なりました。
と言う事で菊の花も良く売られていました。仏壇に菊は、日本と同じですね。
仏壇に供えて燃やすグッズも売っています。偽物のお金(ガラが違うので偽札ではありませんが、観光客にこれをおつりで渡すと言う事件はあったそうです。)や紙で作った、服やたばこなど故人へ送るもの、線香が売られています。
紙製のものは、燃やして天に送るんだそうですよ。
先週の日曜日は、あちこちでこれらを路上で焼いているのを見かけました。7月15日は、故人の冥福を祈る特別な15日らしいです。だから、日本のお盆と同じで、多くの人がお参りするようです。それから、15日が平日の場合は、その日より前の週末にお参りしたりするそうです。ベトナムは、お盆は祝日ではないので。
路上にあるものから、イベントや季節を感じられると、何かな何かなといつもわくわくします。