9月の終わり。素晴らしい気候でした。気温は30度くらい。いつも湿度の高いハノイですが、からっとしています。だから、日陰にいると。ものすごく気持ちがいい。そこに風なんて吹くともう最高。日向に出るとさすがに日差しが強いですが、日傘があれば大丈夫。
日本にいた時、30度と言えば、かなり暑いと感じていましたが、体がハノイ仕様になったようで、28度くらいだと気持ちいいと感じます。
さて、以前から気になっていた、ドンアインという町のローカルビアホイへ行きました。いつもバスで通るんです。
線路の脇にあって、席がたくさんあります。田舎では比較的、大きめのビアホイ。料理もありそうです。店先に洗濯物も干しています。
メニューは?と聞くと、伝票を示してくれました。メニュー兼伝票ですね。以外に便利。それほど、メニューは多くないようですが、十分です。
かろうじてわかる単語を見つけつつ、結局いつものつまみにしてしまいました。
NEM GIÒネムゾーって何かと思って頼んだら、何のことはない、ネムチュア(豚肉を発酵させたやつ)でしたし。
ここのネムチュアは、ドンアイン産のようです。地元のものってこと。いいことです。私、これ好きなんですが、10本セットか!結局、ぺろりと食べましたが。
でも、これ食べると床の散らかり具合がひどい。これ、まだたった2つしか食べていません。
いつも不思議に思うんですが、このビアホイ日本のように冷やす装置を通していないんですよ。樽から直に出しているし。どうやって、冷たさをキープしているの?ちゃんと冷えているんですよ。ものすごい保温性のある樽なのかなあ。しかも、こういうビアホイって昼前からずっと開いているし。
線路横ならではのお楽しみ。汽車が来ました。踏切には、2人係員がいて、自動で閉まる踏切の前で、笛を吹いたり、交通整理。1時間以上いましたが、通ったのは1本。う~ん、踏切ごとに人がいるとしたら、かなりの人手が必要ですね。車通りが多いところだけだとしても。
ぎりぎりに突っ込む人、いますよね。
来た来た!期待に胸を膨らませ、カメラを構える。
何と!牽引車のみでした。
でも、楽しいイベントでした。
ここで飲むと、帰るのが近くてラクチンだし、いいわ。
気候もいいし、最高の一時でした。