お世話になっているところで、親族の集まりがあって、参加させていただきました。
これまで、宴会と言えばいぬ肉、というのが多かったのですが、今回は…。
まず、うっかり見慣れて、普通かと思ってしまいそうになる外のタイルの上での作業。こちら、玄関前です。外です。 大きなハムを切り分けたり、ゆで豚の固まりを切ったりしています。
こちらは、血のソーセージ。宴会には欠かせません。結構太い。これを輪切りにして頂きます。
たぶん、豚じゃないかと思われる血と香菜、香辛料、塩などが入っています。漢方的な匂いがします。私は、食べることはできますが、まだこの味が美味しいとは感じられません。血ですから、漢方と生臭いようなにおいと味がね。でも、どんどん茶碗に入れてくれるんですよね。
手前がゆで豚。脂身がたっぷり。ヌックマムをつけて食べます。
中央左の物体は、チャームという(たぶん)漬け物やピクルスの一種。木の実であるとは思いますが、全くなんだかわかりません。ご飯によく合います。
モツ系も大好き。レバーや腸などもあります。
今回初めて見たのは、紫のお酒。米から作っているとは思いますが。ほんのり甘くて、美味しい。
お酒は、このように小さいおちょっこをどんぶりに入れて、直接すくうのが普通です。
そして、今回のはメインディッシュ、血のプリン!
生です。赤々としています。これは、おそろしい。
なのに、やたらとみんなしてすすめてきます。tiet canhといいます。
衛生的に大丈夫?
しかも、つい最近、このような料理は、感染症の危険があるけど人気、なんてニュースを見たばかり。特に北ベトナムでって、ここだ!
みんなおいしそうに食べています。おびえながらも、ちょっとだけ食べてみました。
プリンのように固まっています。中には、ピーナッツと香菜とコリコリした軟骨の様なものが入っていました。特に生臭いということは無く、この赤さがなく、何で出来たか知らなければ、食べられるものです。ぜりーよせみたいな。美味しいともおいしくないともいいようがないものでした。そして、これはどうしようもなく血です。ですから、今回限りでご遠慮しようと思います。
その夜、血の気が多かったのか、やたらと顔を蚊に刺されました。